Kitchen LAB&BAR/キッチンが俺の研究所であり、バルである

~料理に少しのサイエンスを、キッチンにクリエイティブを、そして嫁に褒められるメシを作りたい〜

ご飯と味噌汁の組み合わせはお互いの栄養をサポートする関係だから

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photo by sepruda

米は栄養が豊富だが、体内での利用率が少ない

美味しいご飯が食べたい、そんな日本人の嗜好に応えるべく、常に美味しさを追求し進化している日本の米。世界に誇れる日本の農産物です。


そんな我が国自慢の米にも、実は栄養面から見た欠点があります。


米はエネルギー源となる炭水化物だけでなく、内臓、骨、筋肉、血液など体のあらゆる組織を作るタンパク質の供給源でもあります。タンパク質を含む米ですが、体内での利用率は肉、魚、大豆食品と比べてかなり低いのです。


これはリジンというアミノ酸が少ないため。

リジンは体内で作り出すことができない、食品から摂取するしかない必須アミノ酸の一つです。


必須アミノ酸は9種類があり、すべて一定量含まれていないと効率よく利用できません。ちなみに動物性のタンパク質は、人のタンパク質とバランスが似ているので体内利用率が高いと言われています。

米に不足しているリジンを味噌汁から補給する

そして米に不足しているリジンを多く含むのが大豆食品。ですから大豆から作られた味噌を使った味噌汁とご飯は、とてもよい組み合わせなのです。


ご飯に不足しているリジンを補い、米のタンパク質の利用率を上げてくれます。またリジンは肉や魚にも豊富に含まれているのですが、魚のなかでも特にカツオ出汁をカツオにし、具を豆腐や油アゲにすればさらに効率が上がります。


栄養バランスのよいおかずの品数を一汁三葉と言いますが、主食であるご飯の体内利用率を上げるためにも、汁物は味噌汁が理想的と言えます。

毎日のお味噌汁

毎日のお味噌汁