Kitchen LAB&BAR/キッチンが俺の研究所であり、バルである

~料理に少しのサイエンスを、キッチンにクリエイティブを、そして嫁に褒められるメシを作りたい〜

ホットケーキをムラなく焼き上げるコツ、フライパンの油をふき取り油の厚さを均等にする

ムラなくホットケーキを作る

ホットケーキがお店のようにキレイに焼き上げられないのはなぜ

自宅でホットケーキをキレイに焼き上げるのって意外に難しくないですか?フライパンの表面にある油が均一にでないと火の通りがまばらになり、焦げたところと焦げずに白いところができてしまいます。

「ホットケーキなんて簡単だろ、子供でも作ることができるやん」と甘くみていると、これがなかなかどうしてうまくいかなかったりします。ムラのないキレイな焼き色を付けるのは意外に難しいものです。


火加減にも注意して、使い込んだフライパンをキレイに洗って使っているのに、ホットケーキミックスの箱にあるような均一なキツネ色にならないとすれば、フライパンにひいた油の扱いが間違っているのかもしれません。

焼きムラをなくすためには、フライパンに油を流し入れ、全体に回してなじませたら、一度油を軽くふき取ってから材料を流し込むのがコツです。

フライパンの表面にも微妙な凹凸や歪みがあるので、そのままだと油の膜の厚さが場所によってバラついてしまいます。油の厚いところでは、材料が鉄板から浮き上がるような感じになって、熱の伝導が妨げられるためうまく焼き色がつかないのです。

卵焼きやホットケーキは、金属とくっつきやすい肉や魚と違い、油の量は少なくても大丈夫なので、きちんとふき取るようにしましょう。

卵焼き、とくにデリケートな薄焼き卵を作るときには、油の厚さの違いによるムラがダイレクトに影響するので、どのような現象が起こっているのか実感しやすいのです。油をふき取らずに卵を溶いた卵液を流し込むと、油の多い部分の卵液が浮き上がってくるのがはっきりとわかります。

単純な料理ほどごまかしがきかないため、料理人の腕が分かるとよく言われます。料理自慢のあなたも初心に返ってホットケーキでも焼いてみませんか?

どうしてもホットケーキが焦げてしまうときの対処法

キレイにできたと思ったら中が半生だったり、中まで火が通ったと思ったら焦げ気味の色だったり、ホットケーキはどうしても焼き色が難しいものです。


キレイなキツネ色は160℃~180℃でできるが、この温度で中まで火を通すように時間をかけると焦げやすい。


それを防ぐには、ホットプレートや鉄板などの、厚さのある鉄で焼くことです。フライパンで焼くときには、金属製の焼き網の上にフライパンを置くか、もう1枚古いフライパンを重ねるのもちょっとしたコツです。

まんべんなく火を通すにはフライパンを回すように動かす

さらに焼きムラを少なくするには、フライパンや卵焼き器をそのままガスレンジに乗せっぱなしにしておくのではなく、底面への火の当たりを均等にするよう、細かく動かすとよいでしょう。

例えば、薄焼き卵やまき酢使用の四角い卵焼きをムラなくキレイに焼くためには、卵液を流し込んだ後、卵焼き器をガスの火の上で動かし、四隅にもまんべんなく火が通るよう回すことを心がけると、焼きムラもなく返すときにも失敗しにくいでしょう。