ワカメのぬめぬめが消化を遅らせ余分な糖や脂肪を排出してくれる
ワカメは海に囲まれた土地に暮らす日本人が昔から食べてきた食材の一つですね。海の野菜と呼ばれて、ミネラルの宝庫といっても過言ではありません。
ワカメには、カリウム、リン、マグネシウム、カリウム、ヨウ素、鉄分、亜鉛などの丈夫な骨や肌を作り、血をキレイにする要素が詰まっています。
カロリーも低く、お腹の中で膨れて満腹感も得られるためダイエットにも最適ですね。
さらに、ワカメには水溶性の食物繊維が多く含まれています。水溶性の食物繊維がぬめぬめしし成分の元になります。この食物繊維が賞か吸収を遅くして、血糖値を吸収を遅くし、血糖値の急激な上昇を防いでくれます。
便秘を改善し、血中コレステロールや血圧を下げてくれます。それで余分な糖や脂肪を体外に排出する効果があります。
海藻類は海苔やヒジキ、昆布、もずくなどの種類が多く、乾燥・加工により保存性が高く、野菜の価格高騰時にも常備して活用したい食材の一つです。
食物繊維を多く摂ることで血糖値をゆっくり上げる
老化の原因の一つが「糖化」となると、糖質を制限することが注目されていますが、人間にとって主要なエネルギー源である糖質の極端な制限は生命の危険が及ぶこともありますので、長期的に続けられるものではありません。
食事は抜かず、まずは野菜からよく噛んでゆっくり食べること。さらに適度な運動をしたり、ストレスを溜めすぎないなどの「糖化対策」を意識したいものです。
食物繊維を摂ることも糖化対策の重要なポイントです。
糖の吸収を遅らせ、急激な血糖値の上昇を抑え、糖化を防ぐことができます。
GI値[血糖値上昇のスピードの指標)が低いものを優先的に食べることも参考にしたいところです。
白米よりも玄米、白パンより全粒粉パン、うどんよりそばがGI値が低いように、、未精製の穀物には食物繊維やビタミン、ミネラルも豊富に含まれているのでお勧めです。
ワカメと一緒に摂りたい食材
ブロッコリースプラウト
β-カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、カルシウムが豊富。スルフォラファンはがん予防に効果があると言われています。
ほうれん草
濃い緑色はクロロフィルという抗酸化作用のある色素成分。ほかにβ-カロテン、ビタミンC、鉄分、マグネシウムが豊富に含まれています。
山芋
独特の粘りに含まれる成分には、タンパク質の吸収を促進したり、血糖値を下げる作用があります。