Kitchen LAB&BAR/キッチンが俺の研究所であり、バルである

~料理に少しのサイエンスを、キッチンにクリエイティブを、そして嫁に褒められるメシを作りたい〜

【レシピ】フレンチトーストを電子レンジで劇的に美味しくする


電子レンジを使えば家で作るフレンチトーストも格別に旨くなる

今朝はフレンチトーストをこだわって作ってみました。行ったことないですけど、ホテルオークラのフレンチトーストって1700円もするらしいですね?!卵と牛乳、パンしか食材がないのになぜそんな値段するのでしょうかね笑


有名なお店のフレンチトーストは、ふんわりと膨らんでいて食べたら甘いとろとろの卵と牛乳の風味が口に膨らみますよね?


でも、家で作ると変にべちゃっとしたり、全然味がなかったり、いまいち美味しくなかったりしませんか?

これもフレンチトーストの味の基本である卵液がちゃんとパンに浸透しているかってのが美味しいフレンチトーストに成功させる秘訣だそうで、あるお店では卵液にパンを半日ぐらい浸してから焼くみたいなこともあるそうです。


さすがに、半日もかけてらんないので、ちょっと実験。要するにパンが卵液を潤沢に含んでいれば、家でも美味しく仕上げることができるというわけですよね。

じゃあ、どうすればパンに卵液を早くたくさん吸収させることができるか?その解答は3つぐらいやろか。

①パンの毛細管力を上げる
②パンの空隙を大きくする
③パンの表面積を上げる

①パンの毛細管力を上げる

フレンチトーストのパンはスポンジと同じ。要はスポンジが水を吸収するように、パンへの卵液の浸透は、毛細管力を大きくすることがポイントです。毛細管力とは、いわば管が水(液体)を吸い上げる力のことです。


毛細管力は管自体に振動を与えると大きくなります。フレンチトーストでいうと、パンに振動を与えれば毛細管力ざ大きくなって、卵液をたくさん含んでくれるはずです。

②パンの空隙を大きくする

①は吸い上げる力を上げても、パンの中で維持できる卵液が保持できる量を上げないと、たくさん吸収させることにはなりませんね。容器のサイズが大きくならないと、入れられる卵液の量は変わりませんからね。

パンはまたスポンジと同じように、見た目では分かりませんが、パンの隙間には空気をたくさん含んでいて、その空気は隙間は空隙と呼びます。この空隙のサイズが大きくなれば、その隙間に卵液が入り込みやすくなって、卵液をよりたくさん保持できるようになります。

例えばパンの耳は空隙が小さくって、卵液をたくさん保持することができません。パンの中まで卵液が浸透することを邪魔しまふ。だから、フレンチトーストを作るときは、切り落としちゃうことが多いんですね。

この空隙を大きくするにはパンの温度を上げます。温度が上がれば、パンに含まれている空気が膨張して空隙のサイズは大きくなります。

③パンの表面積を上げる

これはパンと卵液が直接接触している表面積を上げることです。パンの中に隠し包丁を入れれば、パンの中からも卵液を浸透させることができますよね。

さぁ、これらのことを実践して、フレンチトーストが美味しくなるか作ってみました。

①と②は、実は電子レンジが得意とするところです。電子レンジはマイクロ波を食材に含まれている水分を振動させることで、食材を温めます。食材が温まると、空気が膨張して空隙も大きくなります。

つまり、電子レンジで温めながら、卵液をパンに浸透させると、パンの中に卵液が豊潤に含んだ、ふんわりと膨らんでいて食べたら甘いパンケーキができるはずです。

※③を足すとさらに美味しく!だと思いますが、今日は電子レンジ①と②が出来るか試すことが目的のため、敢えて隠し包丁は入れませんでした。

試作/電子レンジを使ったフレンチトースト

材料(2人分)

食パン・・・・・・・・・2枚
牛乳・・・・・・・・・・150cc
砂糖・・・・・・・・・・大さじ1
バニラビーンズ・・・・・1房
アーモンドスライス・・・適量
バター・・・・・・・・・10g
生蜂蜜・・・・・・・・・お好みの量

作り方

1.ボウルに卵、牛乳、砂糖を入れて混ぜる

まず、卵液を作ります。

ボウルに卵3つ、牛乳、砂糖を加えて、泡立て器で混ぜます。

余ってたんで、バニラビーンズを切って卵液に落としました。

2.パンを切る

パンを食べやすいサイズに切ります。パンの耳は切り落としていた方が、卵液がパンに染み込みやすくなるので良いんですけど貧乏性の僕はいつも残してしまいます。

そこで卵液が少しでも浸透してくれるように、パンの耳が三角形の斜辺になるように切ります。斜辺<他の2辺の和ですからね、これが浸透しにくいパンの耳を切り落とさずに、卵液を浸透しやすくする効率の良い切り方です。

※表面に隠し包丁を入れるともっと吸収量を増やすことができるかもしれませんね。食べにくくなるかなと思って試しませんでした。

切ったパンは平らで少し深さのある皿にならべます。

3.1の卵液をパンにかける

1の卵液をパンにかけます。パンの底面が全て卵液に浸かってる状態がベストです。

4.電子レンジでパンを温める

ここが今日のポイント。卵液に浸しまま電子レンジでパンを温めます。目安としては、500Wで1分加熱します。

上の写真が片面を卵液に浸して、電子レンジ加熱した後の写真です。底面から卵液がぎゅっと吸い込まれていて、上からかけただけの部分と比べて黄色の濃さが違いますよね。

これは電子レンジで熱を加えたことで、パンの中の空隙の一つ一つが大きくなって、その大きくなった空隙に卵液が浸透したためですね。

ひっくり返して、もう一度電子レンジ加熱します。この時も目安としては、500Wで1分間です。

両面電子レンジで加熱したらこんな感じ。

5.フライパンで焼く

フライパンを温めたら、バターを溶かします。

バターが溶けてきたら、パンをフライパンに移して焼きます。余ってたアーモンドスライスを片面に載せました。少し焦げてアーモンドの香ばしい香りが出たら狙い通り。

フライパンに蓋をして蒸し焼きにします。パンが焼ける前に卵の成分がの焦げてしまうので、弱火でゆっくり5分です。


片面5分焼いてひっくり返したら、上の写真のような感じ。また、蓋をして5分弱火で焼いてきます。

6.蜂蜜をかける


焼き終わったら、フレンチトーストとして完成です。後は、皿に移して、蜂蜜をかけます。トリスおじさんのTシャツを着た嫁が嬉々としてかけてる笑

食べやすくてフワフワの黄金色

黄金色に綺麗な焦げ目がカリッとしてます。

そして、卵と牛乳をしっかり含ませたので、中はしっとりと、パンなのにまるでケーキみたいなふんわりとした食感ですね。

砂糖を控えめに、ほんのりと甘くて絶品でした。メープルシロップかけてみると更においしいです!

実際ホテルオークラで朝食に食べると、1700円もするみたいです。めっちゃ高く感じますけど、人件費と手間を考えると、そんなもんなんですかね。

一人分でみると、1/10ぐらいのコストでできたんですかね。こう考えるとコスパ抜群ですね!


ちょっと時間を空けてしまうと、しぼんじゃいます。作ったらすぐに食べた方がいいですよね。

ぜひ試してみてくださいね!

フレンチトースト メーカー UDY1T

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大好き! フレンチトースト (タツミムック)

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八天堂 フレンチトースト

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