Kitchen LAB&BAR/キッチンが俺の研究所であり、バルである

~料理に少しのサイエンスを、キッチンにクリエイティブを、そして嫁に褒められるメシを作りたい〜

奈良のカレー屋さん巡り6選

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日本人の創意工夫が満載のカレー

カレーと日本人の最初の出会いってどんなものか知っていますか?


現在に残っている資料では、初めてカレーに出会った日本人は、明治時代の物理学者・山川健次郎だったと言われています。日本最初の物理学者になった山川は、1870年、16歳のときにアメリカ留学したときに、乗り込んだ船の食堂で遭遇したのがカレーでした。


しかし、山川少年の日記によると、カレーの見た目のインパクトが強すぎて、どうしても食べる気にはなれず、杏子の砂糖漬をおかずにご飯を食したと記していました。


その2年後、カレーの調理法を紹介した料理書が日本にも出版されています。その一つの『西洋料理通』に肉とネギ、リンゴを煮て、カレー粉、小麦粉を加えて4時間煮込むとあります。また、『西洋料理指南』は、小麦粉を使ってとろみをつける方法を紹介。


いずれの記述にもイギリスの影響がうかがえますね。当時からすでにインド経由でイギリスからカレー粉とともに調理法が伝わっていたことが分かります。


カレーが日本独自の発展を遂げるのは具に玉ねぎ、にんじん、ジャガイモが登場してからです。つまり、明治末以降ここから本格的に日本のカレーの歴史が始まります。この組み合わせは今に至るまで、"日本的カレー”の定番になりましたね。

定着した理由については、ニンジン、ジャガイモ、そしてルーの3つの色の取り合わせが「目で食べる」日本人に好まれたからだっていう定説もあります。


一方、本場のインドカレーも日本に登場。その紹介に力を注いだのは「新宿中村屋」です。1927年、同店では喫茶部の開設に当たり、インド独立の運動の志士で創業家の娘婿でもあったラス・ビバリー・ボースの提案により「純印度式カリー」を発売。


スパイシーで骨付きの鶏肉が入ったカレーは当時の人には驚きでした。また、同年には、東京深川の「名花堂」がカレーパンを考案しています。


こうした創意工夫に基づく多彩なカレー体験が日本人のカレー愛をより深めていくきっかけになったのでしょうね。

奈良のカレー屋巡り6選

9月一人で企画していたのが奈良にあるカレー屋巡り。週末の土日の休みのどっちかには必ずカレーを食うことしました笑

スパイスカレーIraka 富雄

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まずは富雄。このお店はスパイスの使い方が凄技。

この日食べたのは“とりカレー(750円)”。

鶏ベースの旨味があって辛さはマイルドかなぁ、と思いきや計算されたように半分食べたぐらいから溢れる汗が出てくる感じ。汗が一気に出た時には、ただもうスプーンは皿から離せないくらい、この辛さに心を奪われてました笑

お店の人に聞いたら、20種類以上のスパイスが入ってて、中には美容や脂肪燃焼にも効果ありとのこと。女性の一人客も多いのも納得ですね。

スパイスカレー Iraka

スパイスカレー Iraka

phool(フール)

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次は学研登美ヶ丘にあるphool。登美ヶ丘に住んでる会社の先輩に聞いたお店。

奈良の閑静な住宅街の中に目立つログハウス。木の温かみが感じられるし、窓も大きく陽がさしかかってゆったりとできる空間が良かったですね。

ちょっと奮発して、"カリー&BBQプレート(1500円)"。好きなカレーを選んで、エビとチキンのBBQ、ナン、黒米のプラオ、サラダと副菜付でボリュームたっぷりでしたね。先輩曰くここはナンが焼き立てで美味いって聞いてた通り、ちゃんとオーダーごとにタンドールで焼き上げてくれます。

カレーは本格インドカレーと奈良野菜の融合。実はあまりインドカリーを食べたことがなかったので、一番食べやすそうな自家製フレッシュチーズのマイルドカリーを選びました。日本のカレーと違ってスープに近いんですよね。辛いというよりもスパイシー、コクがしっかりあって舌触りが良い味わいでしたね。

ふんわりと焼かれたナンと滑らかな舌触りのマイルドカレーの相性が最高でしたね。

若草カレー本舗 近鉄奈良

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家から歩いて行ける距離にも美味しいカレー屋さんを発見。4つのカレーを一皿で味わえるゴージャスな"スペシャルあいかけカレー"がおすすめ。定番の若草カレーと、マイルドカレー、チキンカレー、ブラウンカレーの4つのソースと、肉、野菜を盛りだくさんにトッピング。本場インド人も驚きの食べ方。

見た目よりもほうれん草やトマトなどの野菜の旨味を活かしたヘルシーカレーが多いのが印象的で、気持ち少し甘い。

次に行くときはカレーラーメンにも挑戦したい。

若草カレー本舗

若草カレー本舗

Shizu Cafe JR奈良

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専門店ではない、カフェなんかで出しているカレーがめちゃくちゃうまかったりしませんか?JR奈良の近くでもShizu Cafeに行けばコーヒーの香りとカレーの2つの香りが店に充満している笑

しかもカフェなのにカレーが2種類準備している力の入れよう。牛タン煮込みカレーと欧風テイストの2種類。

牛タン煮込みカレー(840円)は、ルウは形が完全に消えてしまってトロトロ煮込まれた野菜の旨味がスパイスを絶妙に包んで、コクのある味わい。

retty.me

Curry&Cafe10

ここも家からの徒歩圏内。JR奈良の東口から南に歩いて10分、大森町の交差点近くにあるお店。

このお店の看板商品は、ケルティックカレーという鶏ガラスープ玉ねぎ、フルーツなどにギネスビールを加え煮込むカレー。

コクと旨味たっぷりな欧風タイプのカレー。最初に少し甘味がきて、後からスパイスの辛さもほんのり。エビフライや大玉のトマトを1つ丸々とのせたトッピングも美味しい。この日はエビフライカレー(950円)。

オススメの張り紙があまりにも多かったので、後から注文でギネスビールも頂きました。辛口というよりもコクが強めのビールですが、当然このカレーとの相性が良い。というかお酒に合うカレーって実はなかなかないんじゃかいかな?

www.curry-and-cafe105.com

TAGORE 富雄

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最後に行ったのがまた富雄。近鉄の急行が止まらないので、このカレー企画をするまで降り立ったことがことがなかったわけですが、富雄駅の周辺はオシャレな飲食店が多いですね。

美味しいバターチキンカレーが食えると聞いてやってきたのがTAGOREさん。富雄駅から南西に歩いて15分くらいでしたね。

リゾート感のある建物で本格インド料理のお店。8種類のカレーから選択を余儀なくされ、また行かなきゃならんのですが、食材は豊富。

お目当てのバターチキンは少し赤いトマトをふんだんに使ってあるのですかね?バターのコクもあって美味しかったです。

TAGORE

TAGORE